おすすめ!エレキギター弦10選(プロが比較厳選)
ここでは、数多くあるエレキギター弦の中で、プロのギタリスト・スタジオミュージシャンとして活動している当社所属ギタリスト数名が、日頃使っていて且つおすすめ出来る弦TOP10をご紹介します。
弦を変えると、物によってはエフェクターやアンプを変えるのと同じくらいサウンドの変化が得られたり、弾き心地が変わることによるプレイアビリティーの向上や、狙ったサウンドがスムーズに得られることによる演奏フォームの改善なども狙っていけます。
(プロのレコーディング現場では、楽曲毎に狙うサウンドや質感が異なる為、1曲毎に弦やピックも変えて録音することも多いです)
皆さんの使用エレキギターとのマッチングや使用ピック、そしてプレイスタイルやジャンルなどに合わせて好みの弦を探してくださいね!
※ 通常エレキギターが工場出荷時にセットされている比率が一番多い、009〜042(or.009〜046)ゲージでご紹介していますが、ゲージ(太さ)がお好みでチョイスしてください。
■ S.I.T/POWER WOUND -Nickel Round Wound S942
ステイ・イン・チューンという加工がされたチューニングの安定性を最も重視した弦です。
ハードなアーミングや、深いミュートをかけたプレイでも安定したチューニングで演奏が行えます。
ロック式のペグシステムやフロイドローズ系ブリッジを搭載のギターや、ブリッジをフローティングにセッティングしているストラトなどでアーミングやアーミングビブラートをなどを多用するプレーヤーやハードなピッキングを多用するロック系ギタリストにオススメ!
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■ ダダリオ/EXL120・EXP120
定番弦の一種で、カキッとした金属らしい音が魅力的。同じメーカーから非常に多様な素材や特性を持つ弦が販売されており、同じダダリオと言っても千差万別。ニッケル素材の物が最もスタンダード。
おすすめはEXLシリーズで、このシリーズは硬派で伝統的なロックや王道ブルースサウンドにおすすめ!
当社の所属ギタリストも、EXLシリーズをサウンドの基準に置いているプレーヤーが多数です。
(品質が安定しており、どの楽器店に行っても必ず常時ストックしてある点もユーザーとして安心できます)
弦自体が派手に主張するタイプではない為、ストラト、テレキャスター、レスポールなどそれぞれのギターの特性や持ち味を充分に引き出してくれる(逆に言うとプレーヤーのタッチやアーティキュレーションでサウンドの表情を幅広く表現できる懐の広い)弦と言えるでしょう。
※ EXPはEXLのコーティングシリーズです。
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■ エリクサー/Nanoweb Super Light Anti-Rust #12002
今でこそ各社から様々なアイテムが出ているコーティング弦の元祖。
さすが本家本命、特殊なコーティングを施した弦でその耐久性がウリ。他メーカーと比べ圧倒的に錆びにくく、時間経過や演奏による汗などの影響を受けにくい。
エリクサーが発売された当初は、それまでにない画期的で耐久性に優れた品質でプロを初め演奏頻度の高いプレーヤーがこぞって使用していたのを覚えています。
目安として、通常の(ノンコーティングの)弦の2〜3倍程度の価格ですが、音質劣化がない状態で耐久性も2〜3倍以上がある為、レコーディングやツアーで毎日長時間ギターを触るギタリストにとっては弦交換の頻度を少なく出来る為、プロの中でも今でも根強いユーザーが多いです。
コーティングが薄いナノウェブと、コーティングが厚いポリウェブと2種類あり、通常演奏の場合はノンコーティングに感触が近いナノウェブがオススメです。
(レコーディング時のフィンガーノイズを最小限に抑える場合はポリウェブを選ぶのも良いと思います)
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■ DR/LT9
サスティーン重視といなたいけど骨太の存在感なら迷わずDR。
70年代のクラシックロックやブルースロック、サザンロック、カントリーやブルーグラスなどのジャンルに最適。
出力が少なめのピックアップや、歪ませすぎないサウンドメイキングでも、バンドアンサンブルの中でもギターの存在感が必要なギタリストは是非。
特にテレキャス×fenderベースマンアンプや、ストラト×fenderツイン系アンプ、レスポール×JCM800などのセッティングなどがオススメ!
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■ GHS/BOOMERS
他メーカーよりも少しテンション感(張り)が強く、アタック感の強いサウンド。価格が比較的安い事も魅力的。
歪ませた際のコードの分離や、歪ませた状態でのカッティングなどのプレイ時のまとまりがとても心地よい。
80年代の西海岸系ハードロックバンドやスタジオミュージシャンにも愛用者が多い弦。
ハムバッカー×JCM900系やレクチなどのサウンドにピッタリ。
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■ アーニーボール/2223 Super Slinky
張りたてのギラついた音抜けは秀逸。弦のテンションが柔らかいので、チョーキングや弦を押さえる際のストレスがなくなりやすい。劣化がやや早い印象で、比較的にマメに交換する必要はアリ。
ジャキっとした刻みのリフを求めるギタリストや、ロックンロール系などアタッキーでパワーとパンチの両方を求める方に是非。サスティーンはちょっと短め。
オススメの組み合わせは、ストラト×マッチレス系のブティックアンプ。
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■ IQS/NPS942
比較的最近発売された、イタリア発のギター弦ブランド。テクノロジーを取り入れた技術が魅力的で、現代のギターシーンにマッチする趣向が多く見られる。
でこぼこした感じがなく、落ち着いたサウンド。
ギターがでしゃばるアンサンブルではなく、歌モノポップスなどでボーカルギターなどの人に向いているかも。
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■ Dean Markley/BLUE-STEEL【CL9-46 #2554】
製造時に一旦-320℃に冷やして常温に戻す作業行程を行うことで、分子配列をより完璧に近づけて強度の安定化を図ってあるアイテム。
際立つ特徴はないが、整ったクリーントーンや空間系エフェクトを多用する際のきらびやかで素直なエフェクトのりは絶品。
特に激しいアーミングや空間系エフェクターを多用するビジュアル系ギタリストや、ドロップチューニングを多用するヘビーメタル系のギタリストに根強い人気がある。
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