プロおすすめのプラグイン音源10選《入門編!比較》
現在のDTMの世界はハードウェアから進化し、
ソフトウェア音源・VSTなどのプラグイン音源の全盛期といった風情。
新製品が毎月の様に作られ、マニアックな楽器まで網羅されています。
(ハングドラム、オンド・マルトノの音源は筆者も衝撃→即買いでした!)
このページではDTM初心者~中級者向けに
マルチ音源と4リズム(Gt、Pf、Bs、Dr)のカテゴリ別で
お勧めの10製品を入門、応用の順に紹介します。
対象は下記の様な方。
・DAWソフト付属の音源では音がショボくて限界…。
・ソフトウェア音源多すぎ!何買えば良いのか分からない…。
・一つの楽器は弾けるけど、デモ作っても他の楽器が微妙…。
こんな状態の人は是非読んでみて下さい。
勿論、パソコンのスペックは高い方が良いですが、
手元のパソコンに楽器やエフェクターに付属したDAWソフトでも十分使える、
そんな基準で選んでみました。
(実際の使用にはDAWソフトウェアのVSTプラグインの使用法をご確認下さい)
マルチ音源編
大抵のDAWソフトには付属している複数の音源を取り扱うマルチ音源。
軽く見られがちですが、単体起動で複数のパートが扱える上に
ちょっとしたアイディアをすぐ試せるので便利な存在。
そのお試しの段階で本テイクに活かせる良い音が得られていれば、
クオリティだけじゃなく制作のスピードも一気に高まります。
IK Multimedia / iRig KEYS 25
マルチ音源の入門編。
いきなりの裏話ですが、実はこの製品はUSBキーボード。
この製品に同梱されている”SampleTank 3 SE”という音源が主目的。
ところが、単体で買うよりキーボードを買った方が何故か安いという。
音源の特色としてはとにかくエフェクトが多彩で、
スタンダードから変態系まで扱える汎用性が特色。
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Native Instruments / KOMPLETE 10
マルチ音源の応用編。
音源の使用にKONTAKTというマルチボイスのサンプラーを使うため、
実質的にマルチ音源として使えます。
同梱されている音源はプロの作る楽曲にも使われている製品が多数。
他の楽器や歌録りにも活用出来る強力なエフェクト群も魅力的。
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ドラム音源編
バンドサウンドの核を支えるドラム。
音源での再現を目指し各メーカーは切磋琢磨してきました。
その為、製品選びが難しいのも事実。
直感的に使えるものを選びました。
TOONTRACK / EZdrummer 2
ドラム音源入門編。
世界中で大人気のドラム音源で、とにかく直感的です。
プロが叩いたパターンをドラッグ&ドロップするだけですぐ音に出来るのが強み。
また、拡張キットで様々なジャンルに対応可能。
別途、ドラムサンプラーと合わせる事でオリジナルキットを作れば
充分クオリティが高い音源が作成可能。
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FXpansion / BFD3
ドラム音源応用編。
プロドラマーが電子ドラムを使ってライブで鳴らしていたという、
本当に細かい所まで扱える至高のドラム音源。
セットは果てしなく組み換え自由、生音のリアルさは折り紙つき。
スネア、シンバルにこだわりが有る人は満足感が凄い筈。
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ピアノ音源編
曲をきらびやかに彩る、生のピアノ。
生楽器に近い音源を求める人、バンド編成時の扱いやすさを求める人の
大きく2つに別れると思います。
そのどちらにもアプローチする音源を。
TOONTRACK / EZ KEYS GRAND PIANO
ピアノ音源入門編。
どちらかというとポップス向け音源で、ピアノが判らない人には最強の音源。
プロが弾いたフレーズが自分の書いたコード進行に合わせてくれます。
音色のプリセットはバンドで弾いている鍵盤弾きにも有用。
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SYNTHOGY / Ivory II Grand Pianos
ピアノ音源応用編。
ペダルのノイズなども含めクラシックの録音環境レベルで再現。
世界中のアーティストが認めるピアノ音源です。
ただ、バランスの調整をしっかり詰めないと、
軽めのポップスでも存在感が出てしまうのは少しだけ悩みどころです(笑)
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ベース音源編
近年、ベースへの注目度は高くなる一方。
細かい所を聞く様になったリスナー向けに
ベース音源は良い生音を録音し細部を詰める方向へ進化しました。
入門と応用での差は拡張性の部分だけかなと。
Vir2 / BASIS
ベース音源入門編。
エレキ、ウッドベース、シンセベースと多彩な機種が選べるので、
どんなジャンルにも対応可能。
起動にKONTAKTを使っているため、マルチ音源の一部として組み込めるのが強み。
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SPECTRASONICS / Trilian
ベース音源応用編。
こちらも選べる楽器は多彩で、更には有名ベーシストのシミュレート音も。
独自エンジンで起動し、内部及び外部での細かい調整が可能。
プロの愛用者が多い音源。
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ギター音源編
手弾きで良いと思われがちなギターですが、
デモからのキー変更やマイキングなど意外と手間がかかるのも事実。
近年ではかなり質感が良くなり、
打ち込みの技術次第では充分メインを張れるレベルになってきました。
MUSIC LAB / REAL GUITAR 3
ギター音源入門編。
面倒なアコギ録音の負担が減るため、使用者も多い隠れた逸品。
音質の割にメモリ負担も軽くストロークやアルペジオなど
音源に一足しするのに非常に優秀です。
アコギ録音の手間を良く知るギタリストにもお勧め。
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MUSIC LAB / REAL STRAT 3
ギター音源応用編。
REAL GUITARのエレキ版です。
エフェクト処理が必須なので応用編としました。
搭載されているテクニックが多く、指定もしやすいため
音色の加工次第では十分メインを張れるギターサウンドが作れます。
モデル違いのREAL LPCも好みに合わせて。
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