音楽配信の方法(やり方)と手順
インターネットでの音楽配信は、自分の楽曲を手軽に公表かつ販売することができる便利なツールです。レコード会社を通してCDを制作し販売するよりも、はるかに少ないコスト、投資と手間で楽曲を配布し売り込むことができますし、売り上げの還元率の高さも楽曲の作り手にとっては魅力です。
また、CD盤をプレスして流通に乗せるよりも遥かに早い期間で世に作品を公表することが出来るのも大きなメリットですね。
ここでは、自分で制作した楽曲を自分でインターネット配信する方法のいくつかを紹介します。
まず、誰でも無料でダウンロード販売できるサイトを使った配信。
いくつかのサイトがありますが、これらはそれぞれのサイトで自分のアカウントを取得すれば、簡単に楽曲を配信登録することができます。
おすすめ音楽配信サービス
Bandcamp
https://bandcamp.com/
アメリカの音楽配信サービスで、曲単位かアルバム単位のどちらかで販売可能。価格は0円から設定可能で、ダウンロードするがわが自由に価格を決められるという「金額自由制」もある。英語での登録や利用になるため、ガイドとなる日本語の解説サイトもある。
Paypalのみで購入・支払いが可能。
Gumroad
https://gumroad.com/
画像や音源ファイルのURLを貼るだけでよく、イラスト作品の販売も可能。日本語版サイトもあって、銀行決済にも対応。
ほかに、BandPageなどのサイトもあります。
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アグリゲーター(仲介業者)に依頼する
次に、アマゾンやiTunesなどメジャーなダウンロード配信サービスを利用する方法があります。
たとえばiTunesなどでも、前述のサイトのようにアーティスト個人の申請を受け付けていますが、「ISRC取得」「JANコード取得」などというステップが必要となるため、これらのめんどうな手続きをアグリゲーター(仲介業者)に依頼するという便利な方法があります。
アグリゲーターに委託すれば、自分の楽曲をiTunesにかぎらず世界中の配信ストアで配信・販売できる状態にしてもらうことができます。
そのアグリエイターの代表的なものとして「TUNECOR」というサービスがあります。
http://www.tunecore.co.jp/welcome?via=72
2012年から『TUNECORE Japan』として日本でサービスを開始。登録から配信までの早さと安さが大きなメリットです。
初期費用や年会費が必要ですが、利益還元はなんと100%。有名なアーティストからインディーズのアーティストまで幅広く利用され多くの楽曲を売り上げています。
このサービスを利用することで、あなたの楽曲が自由に世界の配信ストアで販売可能です!
ほかに、monstar.fmというアグリエイターもあります。
http://monstar.fm
こちらは1回の登録で国内外400のサイトに配信できます。
アルバム1枚に対して初回費用3,150円が必要です。
配信先からは収益の75%が還元されます。登録には、契約者やアーティストの基本情報、WAV・MP3など音源ファイル、契約者の銀行口座情報や身分証明書類が必要です。
インターネット音楽配信の可能性は、日本だけでなく世界とつながっています。あなたの音楽にはまだまだ大きなチャンスが眠っているかもしれません。音楽配信にトライしたことがないなら、ぜひチャレンジしてみてください。